金沢から帰って、去年の事を振り返ると。


去年の夏、地元浜松で開催した夏の個展montageを終え、ふと金沢を一人旅で訪れました。

偶然、立ち寄ったのが21世紀美術館で開催されていた、こうさくてん。
ジャンルレスな作品が交わる空間に興味を惹かれました。

いま思いかえすと、金沢をひとり旅する中で少し現実逃避的な感覚になっていた様に思います。
個展まではアウトプットの作業の繰り返しだったため、どこか思い込みで自分の表現はこうあるべきという暗示をかけていた気がします。(その方が製作が思うように進むという理由もありますが。)

初めて訪れる街でひとり過ごす事は、そうして凝り固まった自分自身から、ひらひらと離れていくような気持ちがしました。

すべて自分の選択で進めていた事が、そうして俯瞰に思いかえすと、どこか他人の人生の様に感じ、不要な執着や思い込みから解放されていく様でした。






今年、こうして「こうさくてん」参加のため金沢を再訪できたこと、とても嬉しく感じております。

初日から大勢の方に作品を見ていただけて、またその様子を自分で感じれたことが良かったです。
皆さんの感想をつい聞きたくて、何度か作品を鑑賞中の方に話しかけてしまいました。

また、展示をしている作家の方々からのご意見をいただけた事も貴重な機会でした。
「あーそうだよなぁ、、!」と納得する事が多くで、こちらもついつい先生方に質問してばかりでした。
はじめての参加に少し緊張してましたが、温かく迎えてくださって嬉しかったです。
頂いたアドバイス通り、来年は皆さんを驚かすくらいの大作を発表したいと考えてます!




最後に、こうさくてんは、この三連休2019.9月の16日まで開催されています。
ぜひお近くの方はご来場ください。

(周りから、行きたかったよー!という連絡が沢山あって嬉しかったです。来年は私も会期中在廊したい思っているので、旅行と合わせて来てください!)



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